個別学習塾 Bec-Naha



小・中学生
Curiosity
【 2025 】

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具志昇
「効果的に学ぶ」
◆受験は中学1年からスタートしています!
新1年生の皆さん、高校入試の合否は「内申点」+「当日の選抜試験」の結果で決まります。
沖縄県では、中学1年~3年までの評定が内申点として調査書に記されます。つまり、「中学3年生」だけが受験生ということではありません。受験は中学1年から既にスタートしているのです。進学先を絞り込む3年生になって悔いが残るような過ごし方はしたくないですよね。合格可能な高校は「内申点」でほぼ絞られます。3年後の受験合格を意識し、進学先の選択肢を最大限ひろげる学びをこの4月からスタートしよう! (^^)/
中学は小学校と違い、学校で教わってからテストが実施されるまで暫くの期間があります。
1ケ月以上前に教わった単元がテスト範囲にることから、時間の経過とともに学んだことを忘れてしまい、小学校で好成績を修めた生徒さんでも、なかなか好成績が難しくなります。つまり、中学校では「日々の学び」「自主・自立の学び」「積極姿勢」「能動的な学び」が「実力定着」に繋がります。
新中学2・3年生の皆んさん、前の学年で積み残しはありませんか?
入試日までの物理的な時間、成績アップのチャンス(定期テスト)には限りがあります。1つ1つの学びを大切にしましょう。一緒に「知識と技能の実力貯金」をはじめませんか?

◆実力を高めよう!(知識+技能+活用=実力)


日々の学習で蓄える「知識の貯蓄量」は大切ですが、それだけでは好成績に繋がるとは限りません。蓄えた知識は「活用すること」が学力「定着」に欠かせない重要なプロセスです。知識のインプットは知識を高めます が、テストに於いては必要条件でしかありません。
実力を高め定着させるには学んだ知識をどれだけ活用したのか、その「知識の活用量」が好成績に繋がることからインパクトが大きいと言えます。実力を高め定着させるには多くの問題に挑むことが必要です。知識を活用する ”アウトプット” は知識と知識が連合し、正しい解法の選定・手順・技能・確かめといった一連の思考法、直観力、実力を養います。正解を導き出す解法のプロセスは、「学び方を学ぶコツ」を掴むことにもなります。得意教科だけでなく他の教科にもその学び方を活用すれば全教科の好成績が期待できます。
脳科学によると脳は知識のみを記憶しているわけではなく、それらが連合し合い解法の手順や手法、解いた経験に加え、できた時の嬉しい感情や楽しいといった情動なども併せて記憶します。詰め込むだけの「蓄積型学習」 のみでは十分な効果は期待できません。学んだ知識をもとに思考し答えを導き出す! それを繰り返す。
つまり「知識を大いに活用する学習プロセス」が定着には欠かせません。
得た知識をすぐに活用(アウトプット)する反復学習は理解・定着・学力アップが期待できます。反復学習の間隔はエビングハウスの忘却曲線を参考に実施するとより効果的であると一般的にいわれています。海馬は最長で1ケ月間は記憶にとどめます。忘れる前の1ヶ月以内に反復学習を行うことが定着には効果的といえるようです。
多くの問題に繰り返し挑む「知識の活用量」の大きさが 「好成績」を支えるとともに「学力定着」に繋がります。正解を導き出すことでやる気、好奇心が生まれ、さらに楽しいやワクワク感、ウキウキ感といった「情動」が加わることで「学びが加速」し、より「高い意識で次のステージ」へ移行できると私は考えます。しかも容易に!
◆脳のメカニズムとは?
脳はそもそも忘れるようにできているようです。全身で使用される酸素やグルコースの20~25%が脳だけで消費されており、多くのエネルギーを消費することからも不要なものは記憶にとどめないというメカニズムは理に適っているといえるようです。
復習や反復を行うと記憶の司令塔「海馬」はそれが重要だと判断し側頭葉へ記憶せよと指令を出します。側頭葉はこの指令を受けると指令どおり記憶するメカニズムをもっています。この脳のメカニズムを活用すれば効果的な学習が期待できます。
(記憶のメカニズム、脳の可塑性:LTP、ニューロンネットワークより)
◆効果的な学習
脳科学の観点から、興味や好奇心、前向きな気持ちで学習に取組むと脳内で何が起きるのでしょうか? 脳の神経細胞は、複数の樹状突起+細胞体+数本の軸索で構成されています。好奇心をもち前向きな気持ちで学ぶと記憶の司令塔「海馬」は脳波の1つ「θ波」を発し、神経細胞が活発に活動することがわかっています。もう少し記憶のメカニズムをのぞいてみましょう!
神経細胞の樹状突起(スパイン)でナトリウムの”+イオン”が取り込まれると小さな電位(1/1万V)が発生します。その小さなシナプス電位は、細胞体で統合され大きな活動電位になります。その活動電位が軸索を通りシナプス前側にあるシナプス小胞から、脳内神経伝達物質(グルタミン酸、アセチルコリン)が放出され、シナプス後側の受容体(AMPA:ナトリウムイオン、NMDA:カルシウムイオン)が化学信号を受け取り、次々と伝達され神経回路のパターンを形成します。この神経回路のパターンつまりシナプスの可塑性(LTP:Long Term Potentiation:長期増強)が「記憶」の実態だそうです。
通常、活動電位は一定の閾値(イキチ)を超えなければ発生しないようです。活動電位が発生しないということは、他の神経細胞へ情報が伝達されないことを意味します。つまり「記憶されない」ということです。ところが海馬で「θ(シータ)波:4~7Hz」が発生すると、閾値を超えなくとも活動電位が発生し他の神経細胞へ情報を伝達することから、効果的な記憶に結びつくようです。何と、このθ波はあることで意識的につくり出すことができるようです。
また、記憶は年齢によっても発達の段階があるようです。小学生では「意味記憶」が、中学生以降は徐々に「エピソード記憶」が発達するようです。つまり年齢によっても効果的な記憶方法があり、そのための工夫が必要になってきます。
記憶の種類を大別すると短期記憶、長期記憶に分かれます。長期記憶には「エピソード記憶」、「意味記憶」、「手続き記憶」、「プライミング記憶」があります。
「記憶」のメカニズムを知り、うまく活用することで効果的な学習が期待できそうです。
記憶の司令塔「海馬」がθリズムを刻むと、効率よく効果的に記憶庫である側頭葉へ記憶が保管されます。記憶に強く影響する「θ波」を生徒さん自身が起こすことが「カギ」を握るわけです。海馬は大きく2つに分かれます。アンモン角と歯状回です。この歯状回の「顆粒細胞(神経細胞)」は、活用すればするほど細胞が増えることが明らかになっています。鍛えれば鍛えるほど増殖し記憶が増強されます。また興味深いことに海馬はまったく疲れを知らないという特徴もあるようです。これら脳と記憶のメカニズムを大いに活用したいものです。
※情報・信号の流れ
情報(目・鼻・手・耳・舌)→大脳皮質(側頭葉)→海馬(歯状回→アンモン角(CA3野→CA1野)→海馬支脚)→側頭葉・・・
海馬の他にも扁桃体(情動)を活用すればより深い「長期記憶」に結びつくとされています。小さい頃の思い出が情動によるものとされています。また側坐核(そくざかく)、淡蒼球(たんそうきゅう)等は「やる気」に関わっていることがわかっています。
当教室で体験学習を受講した生徒さんの98%が「楽しい」と感想を残しています。この「楽しい」の感情(情動)は扁桃体から発せられ大きな活動電位となり海馬に伝わります。
生徒の皆さん、学習はθリズムに乗り「楽しく」「ワクワク」「ウキウキ」の情動や「興味」「好奇心」「前向きな気持ち」で「積極的」に取り組むことが脳にとって一番のビタミンのようですヨ。(^^)/
Solution(解決策)、Succeed(成功)、Soon(すぐに)、Strategy(戦略)
Effective(効果的な)、Elaborate(磨きをかける)、Eager(熱心な)、Excellent(優れた)
Learn(学ぶ)、Lucky(幸運な)、Latest(最新の)、Lively(元気な)
Meaningful(意味のある)、Merit(長所)、Masterpiece(傑作)、 Mind(心)
Objective(目標)、Obtain(獲得する)、Obviously(明らかに)、Over(~を越えて)